済美幼稚園の七不思議 ~開かずの扉~

どうもこんにちは。

済美幼稚園オカルト研究部の矢代です(笑)

今年もやってまいりました、『済美幼稚園の七不思議』シリーズ。

どこの小学校にも「トイレの花子さん」や「こっくりさん」がいるように、

済美幼稚園にも七つの不思議があるのです(*’▽’)

年長組の子ども達には卒園までのあと半年で、幼稚園にある怖い噂の謎を解き明かしていってもらいます♪

 

※怖いのが苦手な子もたくさんいますので、参加は強制ではなく自由参加です。

夜、一人でトイレに行けなくなったら先生が怒られてしまいますので…(^^;)

 

さて、その七不思議シリーズ第一弾は「開かずの扉」

せっかくなのでブログをご覧の皆様も、不思議な世界へとご案内いたします。

 

~開かずの扉~

ある幼稚園にこんな噂がありました。

『誰も見たことがない、どこにあるかもわからない、決して開けることができない、「開かずの扉」がある。

しかしその扉が開かれた時、異世界への入り口となる…。』

 

ある日1人の男の子が用具庫に入ると、奥に黒く重そうな扉を見つけてしまう。

気になって扉を開けると中はとてつもなく広く暗い空間。

男の子は怖くなってすぐに扉を閉めました。

次の日、怖くなった男の子は昨日の出来事を担任の先生に相談。

しかし担任の先生から出た言葉は、

「あら、見つけたの!おかしなことを言わないで、あれは先生たちがみんなを怖がらせるために壁に描いた、ただの絵よ」

それ以来、その扉が開くことはなかった…

 

そして、この舞台となっていたのが済美幼稚園なのではないか…という話から物語は始まります。

 

「よし、みんなで開かずの扉を探すツアーに出かけよう!」

昨日、ホワイトボードで参加者を募集してみました。

さあ、最後まで残って、その秘密を解き明かせるのは何人いるのでしょうか!

開かずの扉の謎を解くツアー、スタートです。

たくさんの参加者がいましたが、話を聞いた時点でリタイアの子が数名(笑)

開かずの扉を探すと言っても、なにか手掛かりがなければ見つかりません。

「しょくいんしつの先生に何か聞いてみよう!」

子ども達「あかずのとびらってしっていますか?」

ゆか先生「その話はあまりしないほうがいいかも…せんせいはわからない」

子ども達「はましまさん、あかずのとびらって…」

濱島さん「えっ、どうして知っとるん?その話はしないで…」

先生たちのピリついた雰囲気に耐えられず、一度退室。

なにか触れてはいけないものに、知ってはいけないものに触れてしまったようです。

「でもなんか、はましまさんあやしかったよね」

「なにか情報をしってるのかな?」

そこで、矢代と同じく怖いもの大好きな竹中先生に話を聞いてみることに。

子ども達「たけなかせんせい、あかずのとびらってしっていますか?」

竹中先生「なんでしってんの?先生も詳しくはしらんけど、幼稚園の過去の書類からそれについての記事を見つけたことはあるよ」

子ども達「え。。。」

竹中先生「今持ってくるけど、極秘の書類だから誰にも言わないでね」

2001年…。

今から20年前の新聞には、済美幼稚園で開かずの扉が現れたという記事が載っていました。

「いまから20年前に、開かずの扉がひらかれている…」

これには子ども達もさすがに怖くなり、リタイアの子が数名…。

だんだんと子ども達が少なくなっていきます。

それでも中には、「最後まで謎を知りたい!」と言う子もたくさんいました。

ここまで頑張ってきたんだ!みんなで開かずの扉を探すぞ!おー!

幼稚園の荷物置き場や、廊下の一角など、様々な場所を探し回りましたが見つかりません。

そんな時、新聞に書いてあった記事を思い返しました。

『子ども達に危険がないように、哲郎先生と園長先生のいるばしょに封印した』

 

子ども達「きっと、こどもがいる所にはないんじゃない?」

「てつろうせんせいのいる、階段下?」

「てつろうせんせいは、もしかしてあかずの扉からみんなの事を守ってるんじゃない?」

「よし、行ってみよう」

子ども達の予想は見事的中。

哲郎先生の後ろには、レンガのような、石のような扉がかすかに見えました。

先生「みえた?哲郎先生の後ろ!」

子ども達「見えた!なんかレンガみたいなのあった」

怖くてすぐに戻る子もいましたが、みんなで見つけることができました。

て、哲郎先生の様子がおかしい(笑)

みんな近づかない方が!行こう行こう(笑)

 

最初はたくさんいた子ども達も、最後にはたった17名に。

しかし見事、七不思議の1つ目の謎をすべて解き明かしました!!

「あかずのとびらの秘密をときあかしたぜ!イェーイ!」

「この秘密は、決して簡単に話してはいけないんだよ!でも、お家に帰ったらお父さんお母さんにお話ししてね」

と子ども達と約束を交わしました。

しばらく夜、怖がってしまったらゴメンナサイ…

 

少し怖いけど知りたい、見たいといった感情は、子どもにとって意外と楽しかったりします。

そんな子どもの想像や、気持ちをこういった形で一緒に楽しめたらな、と思いこのような活動を行いました。

今回、参加できなかった子もまた次回参加できるといいですね♪

 

さて、つぎはどんな七不思議が待っているのでしょうか!(^^)!

みなさん、お楽しみに♪

 

以上、オカルト研究部 矢代でした~